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続・英語でミャンマーを学ぶ~クーデターのこと

更新日:2021年5月21日

前回ミャンマーのことを子ども達とシェアしようと思ったのは、もちろんクーデターの勃発がきっかけです。当初、小学生には踏み入った話はしないでおこうと思っていましたが、ユキ先生の教材に coup d’etatの文字が入った一行があったことで、出来るところまでやってみようかと思い直しました。


【先週のおさらい】


前回はミャンマーの楽しい話がいっぱいだったので、よく覚えていました!

同じ写真を見ても、また新たな発見があり、面白い。 (こっちの写真の子どもも”タナカ”つけてるね!とか)


先週の鬼門(?笑)

Myanmar lies between…


は読めたけど、「じゃ、これは?」に


pieを「ピー」

tieを「てぃえ?」

あはは、まだまだだね! 顔にのせる白粉、thanakaのことについて書いてある文にあった、 paste

face

これらも、silent "e"がつくことで"a"の読みが変わる単語ですが、 taste

pace いろいろ読んでみました。

 

【民主主義とクーデター】


democracyという言葉には子ども達、これまでにも「民主主義」という日本語と一緒に触れてきました。

バイデン大統領就任の演説にも出てきましたね。

「意味はまだ難しいから、言葉だけ知っていてね」

と言っていたのですが、よもや、democracyの大切さを改めて教える機会が、こんなに早く来ようとは。


クーデターは「力づくで、国のトップをかえる」こと。(私が考えに考えた、一番簡単な表現です)

「力づく」つまり、「みんなで話し合って決める」というdemocracyとは相反するものです。


ミャンマーの民主主義のリーダーAun San Suu Kyiiという女性の、名前と顔も教えました。

市民が三本指を掲げ(holding up three fingers)独裁者に立ち向かう様子も見せました。

非暴力を貫くため、治安部隊にバラの花やペットボトルの水を差しだすデモ隊の様子も見せました。

自分に銃口を向ける人に花を。


本当に勇気ある、すごい行為だなと私は思ったのですが、子どもはこの行為の意味はよく理解できなかったそうです。

(ごめんなさい、踏み込み過ぎた?)と反省するも、いつか理解できる日も来るだろうとまた、思い返しました。

 

【受動態をやる前に】


The leader Aun San Suu Kyii was detained という文がありました。 「つかまった」という受動態です。


「つかまえる」

「つかまる」

「つかまった」


今日は、これらの日本語の違いを考えてみました。

そこまで。


受動態、というと

「れる」「られる」… 「喜ばせる」と「喜ばせられる」…? 「書類を書く」と「書類が書かれる」…はぁ? そんな訳語に振り回された中学時代を思い出します。 子ども達にはもっと自然な形で「受動態」に触れさせてあげたいです。

 

【書いてみた】


私の作ったワークシートには


1.「ぐんに負けないぞ」という気持ちをあらわすため、人々はなにをしていますか?


They are           . (A: holding up three fingers)


(数字のthree,意外と難しい)


2.じゅうを向けるけいさつに、人々はなにをさしだしましたか?


They have given      of       and      to the police officers. (A: a plastic bottle of water/ red roses)


(ペットボトルをplastic bottle とよぶこと、や不可算名詞の数え方にも触れました。)


そんな文章を盛り込みました。

 

【私達に何ができるか】


ユキ先生の教材の一番最後の文章が、私はとても好きでした。

この一文、是非子ども達の心の中にしまっておいてほしいと願いました。

(ここには書きません)


「またニュースに目を光らせていてね。」

と宿題を出したら、こんなニュースも。

4年生になる娘にこの記事を見せたら、言葉を失っていました。

その胸の痛み、覚えておいてほしいです。

 
 
 

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