ひやー、一年以上更新していませんでした💦
月一クラスに金曜クラス(月二回)の対面レッスン
オンラインのプライベートレッスン(小5~高3)、
LPL図書館のオンラインイベント「ひみつ基地」
私にやれること、ずっと続けています。
さて本題!
【夏の講座~アフタヌーンティーパーティー】
うちの英語教室では、アフタヌーンティーを通してイギリスの文化に触れてもらえたらいいなと、一年に一度アフタヌーンティー体験をやります。もう6,7回目かな。
アフタヌーンティーというのは、上流階級の奥様方が夜のオペラに行く前にいただいたお茶だったということ。
その腹ごしらえが、食べ物、食器などいろいろ伝統を生み出してきた、ということ。
イギリスでは、teaがやがてdinnerを意味するようになったということ。(それを知らなかった私は、イギリスでteaに招かれ「晩御飯の時間なのに今からお茶?」と思った経験があります。)
シンプルな「キュウリのサンドイッチ」は上流階級のガーデンで採れた野菜を振る舞う意図があったということ。
ついでに、きゅうりのサンドイッチのおいしさ!
上流階級はきゅうりで十分だけど、やがて労働者階級は栄養も一緒にとるためハムなどもはさみはじめた、ということ。
食器のうんちくを語れるほどの知識はないけれど、ティーカップが浅いのは色や香りを楽しむためだということ。
そして、伝統的なスコーン、ヴィクトリアンケーキ(今年はキャロットケーキ)などの手作りお菓子のレシピとその味。
そんなことを英語を交えて話しますが、百聞は一見に如かず。聞かなくてもいろいろなことを理解し、吸収していくのが子ども達。
お茶の場面が出てくる絵本も、これまでたくさん読んできました。
The Tiger Who Came to Tea
Alice in Wonderland
Angellina’s Tea Party
...
でも今年は、「日常の中の一杯のお茶」をテーマにすることにしました。ORTのシリーズの中に、お茶を飲む場面はいくつあった?と。
犬を飼う相談をする家族会議のとき(A New Dog)
悪夢にうなされたビフをなだめる時(The Dream)
夫婦で、子どもたちへの仕返しを企む時(In a Bit)
そして、グランとヴィクトリア女王のお茶の時間(Victorian Adventure)
(私が気づかなかったお話も、子ども達がたくさん思い出してくれました。 「キャッスルの中で魔女たちもお茶してたよね!」(Castle Adventure)とか 「避難所でもお茶?!」(Flood!))
Why is a cup of tea so satisfying and comforting?
―みんなも、落ち込んだ時、イライラしたとき、落ち着かない時、可愛いなと思うマグカップに好きな飲み物淹れて、それにお菓子をちょっと添えて、いただいてごらん。そんなことも伝えました。元気いっぱいの子ども達だけど、もうすぐ思春期。一杯のお茶の力。知っておくといいかも。
これも子どもたちの、夏の思い出のひとつになりますように。
ブルーのクロスにブルーの食器。そして黄色いお花。
野球部の中学生もいれば、ちょっとおめかししてきてくれた女の子も。
完食!ありがとう!
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