「春になったら、森でレッスンしようね。」
そう言ってました。
やっとその季節がやってきました。
まずは森の中をハイキング。 最初は英語で話しかけていたのですが、 途中から、英語でも日本語でも、 今日はどうでもよくなってしまいました。
たくさんの発見。
(写真、閲覧注意のものもありますよ・笑)
耳を澄ますと聞こえる鳥の声。
木々のざわめき。
双眼鏡で鶯を探す。
木々、花、それはもうたくさんの種類があります。
桜は最高にきれいな季節ですが、 ここに咲いているのはヤマザクラ。 花が葉と一緒に咲くんですね。
高いところから落ちてきた松の葉が、 下の枝にたくさん引っ掛かっていました。
どうやって落ちてきたのかな?
ヤマブキがたくさん咲いていました。 ヤマブキはJapanese roseといいます。 「地味なバラだなっ」
とツッコミ。
シダ(fern)もいたるところに。 「これ、ゼンマイじゃないんですか?」 とお母さんに聞かれ、
「似てますね!」
と言葉を濁す…
一年かけてドライから繊維質になってしまった、 アジサイの花なんかも見つけました。
「一番大きなどんぐり(acorn)
一番大きな松ぼっくり(pine corn)
を探してね。
誰のが一番大きいか競争しよう!」
と(英語で)言ったのに、 帽子がついているどんぐりとか、 芽を出しかけたどんぐり(!)とか、
形が変わった松ぼっくりとか
いろんなのを拾ってくる。
「これすごくなーい?」
「ひやぁ~」
「どうやって、こんなになるの~?」
そんな声があがる。
斜めにぐわーっと伸びた樹の幹、 圧倒されました。
直径10センチほどの穴を見つけ、
枝を突き刺してみる。
「中でうさぎが血だらけになってたら どうするのっ」
…なんの穴だったかは究明できず。
カナヘビ、トカゲ、ヤモリ。
見つけて、捕まえました。
さあ、違いは? lizard, gecko, newt… これらの言葉、見かけるたびに考え込んでしまう私。
カエルも捕まえました!(私が。えっへん!)
そこで、
という絵本を読みました。
すごい食いつきのいい男子2人(笑)
一人の女の子が音読してくれたのは、ORTシリーズから
まさか、この森で迷子になることもないでしょうが、 なんとなく、私達もジャングルにいる気分になってくる。
もう一人の女の子もORTシリーズから
"The Stars" を音読。この森から見える星、きれいかな。
担いで持ってきてくれたバイオリン、ウクレレ。
音色が心に沁みました。
お弁当におやつ、お腹いっぱい。 私はレッスンの後のゲームも考えていましたが、
森の中、子ども達は自分達で思いついた遊びで 思い切り
走り回ります。 飛び回ります。
松ぼっくり合戦やったり、 fairiesのためのおうちを作ったり。
なんて逞しい。
今日は来てくれてありがとう。
子ども達のでっかい笑顔に
とても幸せな気持ちになった
一日。
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