2020年4月の緊急事態宣言に先駆けて、個人レッスンをzoomを使ったオンラインに変えました。
私のレッスンは絵本がメイン。とにかく英語絵本を「感じる」レッスンを、と心掛けているのですが、オンラインではなかなか思った通りに行かなくて…絵本の温かさがオンラインでは、子ども達に伝わらないもどかしさ。
いつものレッスンをオンラインでそのままやろうとしてはダメだ。
オンライン用の教材を一から作ろう。
そう思いました。
その少し前、1月から横浜の金坂由紀先生が毎週作っておられる「やさしい英語ニュース」を購読し始めていました。
世界情勢や政治のニュース、文化、スポーツ、流行のものや話題の映画…
ニュース、だけあって、新鮮で、暮らしに密着していて、なんといっても生の英語！
「英語を学ぶ」というより「英語でいろんな世界が広がる」
由紀先生の膨大な読書量から作り出される、内容豊かで素晴らしい教材でした。
これをパワーポイントに一から作り変えて、ネット上のいろんな情報も絡み合わせて、動画なんかも観たり聴いたりして、結果、総合的に子供たちの英語力を底上げできるのではないだろうか、と感じました。
そして4月からスタート。
緊急事態宣言
アベノマスク
三密
ドラえもん50周年
大統領選挙選
フォーブス誌世界の億万長者
SDG’ｓ
BLM運動
クルードラゴン
映画ムーランボイコット事件
LGBT
芸能人による大麻と世界情勢
鬼滅の刃
流行語大賞
…2020年、いろいろやりました。
毎週、最新のものを用意します。
各生徒の英語のレベルに細かく合わせます。
小学校低学年から、高校生レベルまでいます。
合わせる、と言っても、結構無茶な英語満載（笑）
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昨日は、アフガニスタンでテロの弾丸に倒れた中村哲医師のことを、小2、小3の子とやりました。
terrorist, Muslims, irrigationそんな単語を書かせました。
綴りを覚えてほしいのではありません。
中村先生が何をやったのか、
どんな信念を持っていたのか、
その先生をどんな人が撃ったのか、
人の宗教を尊重することがどれほど大事か、
先生がどれほど人に愛されたのか。
そんなことを伝えたかったのです。
日本語だって、こちらに伝えようとする気持ちがあるなら、
難しいことはでも伝えられる。
英語だって同じです。
そして英語で考える。
自分の意見を持つ。
そんな時の子ども達の顔は本当に真剣で、キラキラしています。
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話は遡ります。
昨年7月、アメリカで大統領候補演説があった時もレッスンで取り上げました。
バイデンさん、という名前を初めて聞く子ども達。
トランプかバイデンか。
どっちもおじいちゃんねぇ。
でも一応、どちらかに賭けてみようか。
11月の大統領選の行方、この小さな子供たちはどれほどドキドキ見守っていたことでしょう！
（トランプさんに賭けていた子はいつまでも泣いていました・・・・笑っちゃいけないけど、可愛すぎ！）
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そうそう、由紀先生は金曜ロードショーで放送される映画も、よく取り上げてくださいます。
夏、Back To The Future 2の教材を用意しました。
映画のトレイラーもちょこちょこ観ながら。
80年代に作られた映画に、小さい子がこんなに目を輝かせるなんて！
この映画は主人公が2015年にタイムスリップする話なのですが、改めてすごいな、と思う。映画の中のいくつかは、実現しているのですね！それを見比べるのも楽しかった。
ビジネスマンがオンライン会議をしている。それを観て子どもが
「映画の中でもコロナだったのかな！」
その発想に笑いました。
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薬物使用で逮捕された芸能人の話題も多かったので、ここは避けず、中学生の教材に。
大麻の英語名をこれでもかというほど並べたら、びっくり！
でも世界では、大麻の使用を認めている国が多いのねえ。
じゃあ、身体に悪いわけではないのかしら？
むしろ大麻を必要としている病気の人もいるんだよ。
でも日本人は留学先でも、大麻を使用したら犯罪だからね。
…そんな話を英語でする。
なんというためになる？英語教室か、と自画自賛（笑）
真剣に考えこむ中学生。
自分の意見を言う訓練になっているので、
英検2級の面接なんぞ、簡単でした。
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2020年のオンラインレッスンの一部を、急に書いてしまいました。
今年はもう少し、丁寧にブログを書こうかと思います。
すいません。
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