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酒井邦秀先生のこと

更新日:2019年2月22日

この2冊に出逢ったのは、2004年頃だったでしょうか。

◆「どうして英語が使えない?―「学校英語」につける薬 (ちくま学芸文庫)」

https://www.amazon.co.jp/dp/4480082468/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5o-wCbFK903YP

◆「快読100万語!ペーパーバックへの道 (ちくま学芸文庫)」

https://www.amazon.co.jp/dp/4480087044/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_.q-wCb265ZWE8


受験を切り抜けなんとか学生時代をやり過ごし、英文法をちゃっかり身に着けた私は、自由に言葉の空を飛び回ることが出来なくて、ずっと苦しかった。

一方で、2歳になる息子をバイリンガルキッズというやつに育ててみたい。

開講したばかりの英語教室を、お遊びでない、本物の英語力をつけられる教室にしたい。

という焦りにも似た気持ちを抱えていました。


愛知で講演会があるというので、2歳だった息子、夫を連れて聴講に行きました。講演会はとっても楽しかったのですが、笑いの中でも、とにかく筋が通ってる! 小さい息子のことも歓迎してくれました。

・辞書は捨てる

・分からない単語は飛ばす

・つまらなくなったらその本はやめる。


酒井先生が提唱した「多読三原則」と言われるこれらのルールは、学校英語に毒され(?)懐疑的な大人たちには、守るのが難しかった。ところが、子どもにとっては当たり前のことばかり!子どもは、


・辞書は持たない

・言葉はわからないのが当たり前

・つまらなかったら聞かない


のですから。


言葉を一つ一つ覚え、文法で積み上げていく。

そんなやり方では、どこかで誰もが躓くのです。


酒井先生の大らかな笑顔を見ていて気付きました。


あー子どもは、ただ絵本を開くだけでいいんだー、

面白いねって笑っているだけでいいんだー、

って。


あれからもうすぐ15年。

その頃の生徒達は成人しています。

時折、いろんなセミナーなんかにも顔を出して迷ったり悩んだりしたけど、結局私はここに戻ってきました。


酒井先生は今、NPO多言語多読の理事長をされていて、

私の第二のホームグランド?の大府の図書館にも時折顔を出してくださいます。

みなさんも機会があればぜひ、酒井先生に会いに行ってくださいね。

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